アップサイクルは最近、サステイナブルなものづくりの考え方として、ファッション業界でも注目を浴びています。アップサイクルとは、不良品や廃棄物を使い、より有用なものに変えるプロセスです。このプロセスによって、環境への負荷を軽減し、新しい製品に価値を与えることができます。
アップサイクルとリサイクルには大きな違いがあります。リサイクルは廃棄物を収集して再利用可能な原材料に戻すプロセスであり、一般的には価値の低下を伴う「ダウンサイクル」と言われます。一方、アップサイクルは付加価値付けやデザインの工夫によって、元々のものよりも高い価値を実現することができるのが特徴です。
アップサイクルは製品設計やサプライチェーンの見直しに不可欠な要素とされ、繊維産業や家具産業など、多くの産業でも採用されています。また、アップサイクル製品は、エコロジーに配慮し、高品質でデザイン性が高く、消費者からの関心が高まっています。
一般的なアップサイクル製品には、古いタイヤから作ったバッグ、廃材から建てられた家、古いジーンズから作ったマスクなどがあります。これらの製品は、元の素材を大切にしながら、より高度で創造的な方法で再利用し、本質的に新しい製品を生み出すことに成功しています。
品質に強みを持つ小倉屋においても、1000枚に1枚くらいの割合で不良品が発生する場合があります。
その不良品においても、0.1mmくらいのうすい汚れ等で、例え肉眼で分かりにくい場合でも不良品に変わりはありません。
従来なら、その不良品を廃棄しておりました。
そこで、汚れ等のある部分を取り除いて、何か創造できないか・・・
試行錯誤して完成したのが唯一無二のデザインのトートバックです。
地元倉敷の雑貨工場で縫製しており、メイドインジャパンです。裁断と縫製工程は以外に複雑で基本一品ものですので完成までには時間を要します。
唯一無二のデザインであり、たぶん何処でも被らないでしょう!
かわいいのが完成しました。生まれ変わりました。トランスフォーム!