ダボシャツとは?鯉口シャツとの違いや正しい着用方法、よくある質問までご紹介!

ダボシャツとは?鯉口シャツとの違いや正しい着用方法、よくある質問までご紹介!

日本の伝統的な作業着として親しまれてきた「ダボシャツ」。近年はカジュアルファッションとしても人気を集めています。

本記事では、ダボシャツの歴史や特徴、鯉口シャツとの違い、そして正しい着こなし方までを詳しく解説します。和の趣を感じさせながらも現代のファッションに取り入れやすいダボシャツの魅力を紹介します。ぜひお読みください。

 

 

ダボシャツとは?

ダボシャツとは?

ダボシャツは、ゆるやかなシルエットが特徴の祭り衣装で、名前の通り“ダボッと”した着心地が魅力です。ウエストに絞りがなく、袖も太めに仕立てられているため、風通しが良く動きやすい設計となっています。

法被や半纏と組み合わせて着用されることが多く、江戸時代から続く伝統的な装いの一部として親しまれています。ダボゴムズボンなどとあわせたダボスタイルは、夏祭りを涼しく快適に楽しめる衣装として、多くの人に選ばれています。


 

鯉口シャツとの違い

鯉口シャツとの違い

鯉口シャツは、体にぴったりとフィットするスタイルが特徴の祭り用衣装で、見た目が似ているダボシャツとは大きく異なります。袖口が鯉の口のように細く絞られており、動きやすさと機能性を兼ね備えたデザインです。

一般的には腹掛や股引と組み合わせて着用され、伝統的な祭り装束の一部として定着しています。地域によっては肉襦袢や肌襦袢と呼ばれることもあり、フィット感のある着こなしが好まれる場面では、鯉口シャツが選ばれる場合が多いです。


 

ダボシャツの正しい着用方法

ダボシャツの正しい着用方法

ダボシャツは、基本的に素肌の上に直接着用し、裾をズボンに入れず外に出して着るのが一般的なスタイルです。ダボ股引やダボゴムズボンと組み合わせて着る場合が多く、色合いを上下でそろえれば統一感のある装いになります。

腹掛や股引との相性は良くないため、これらを着用する際は鯉口シャツを選ぶようにしましょう。ダボシャツの上から法被を羽織るのは問題なく、夏祭りなどで動きやすく見栄えの良いスタイルとして定番となっています。


 

サスティナブルなスローウエアブランド「CLALAFOR」のご紹介

サスティナブルなスローウエアブランド「CLALAFOR」のご紹介

「CLALAFOR」は、美しい瀬戸内海の港町で、2022年に生まれたばかりのサスティナブルなスローウエアブランドです。人体や環境に有害な化学物質を使用しておらず、倉敷染という繊維加工の安全認定も取得しています。

また、トウモロコシから作られた生分解性のリサイクルポリエステル素材のニットを使用しており、持続可能なファッションの選択肢として、快適なスローウエアを提供しています。CLALAFOR(クララフォル)はこちら


 

ダボシャツとはでよくある3つの質問

ダボシャツとはでよくある3つの質問

ダボシャツを初めて着用する方や、正しいお手入れ方法を知りたい方から多く寄せられる疑問にお答えします。


質問1.ダボシャツに合わせる小物の使い方は?

ダボシャツを法被や半纏と組み合わせて祭り衣装として楽しむなら、小物選びが着こなしの決め手になります。手ぬぐいを頭に巻いたり、首元にさっとかけるだけでも統一感が生まれ、全体の印象が引き締まるでしょう。

また、木札やアクセントになるアイテムをさりげなく首から下げれば、粋な雰囲気を演出できます。仲間とお揃いのアイテムを取り入れると一体感が増し、写真映えも抜群。細部までこだわれば、祭りの装いがより華やかになります。


質問2.ダボシャツを洗濯する際の注意点は?

鯉口シャツやダボシャツは家庭用の洗濯機で気軽に洗えますが、長く着用するためには洗い方に注意が必要です。特にこれらのシャツは襟がなく、袖が絡まりやすいため、他の衣類と一緒に洗うと首元に強い負荷がかかり、後ろ部分が裂けてしまう恐れがあります。

こうしたダメージを防ぐためにも、洗濯の際は必ず単独で洗うか、洗濯ネットを使用するのが安心です。少しの工夫で、お気に入りの一着をより長く楽しめます。


質問3.鯉口シャツの正しい着方は?

鯉口シャツとダボシャツは見た目が似ていても、着こなしには明確な違いがあります。ダボシャツは裾を外に出して着るのが一般的ですが、鯉口シャツは裾を股引の中に入れて着用するのが基本です。

特に江戸前スタイルでは、鯉口シャツに腹掛と股引を組み合わせた着こなしが主流とされており、動きやすさと見た目の美しさが両立しています。間違えてダボシャツを腹掛と合わせてしまうと、伝統的な装いとしては不自然になるため、着用時は注意が必要です。


 

まとめ

まとめ

本記事では、ダボシャツとは何か、鯉口シャツとの違い、正しい着用方法についてご紹介しました。ダボシャツは伝統的な和装の一種でありながら、現代のファッションにも取り入れやすい実用的なアイテムです。

なお「CLALAFOR」では、トウモロコシから作られた生分解性のリサイクルポリエステル素材のニットを使用し、サスティナブルなスローウエアを提供しています。⇒CLALAFOR(クララフォル)はこちら